【七五三】レンタル着物のサイズ選び、ご不安な方へ。

七五三の着物を着て神社を歩く男の子と女の子の後ろ姿

「サイトのサイズと、うちの子の身長が少し違う…」

「着物が大きすぎたり、小さすぎたりして似合わなかったらどうしよう?」

大切なお子様の七五三。晴れの日の着物姿を想像しながら、サイズ選びで不安になるお父様、お母様は少なくありません。

ご安心ください。 七五三のレンタル着物は、お子様の身長と着物のサイズに多少の差があっても、着付けの技術で誰よりも素敵に着こなすことができます。


◆ そもそも「身丈(みたけ)」とは?

「身丈(みたけ)」とは、着物の「縦の長さ」のこと。具体的には、着物の首の付け根にあたる「肩山」から「裾」までの長さを指します。 着物のサイズには、この身丈のほか、腕の長さにあたる「裄丈(ゆきたけ)」「袖丈(そでたけ)」など、いくつかの重要なポイントがあります。

着物の身丈は、一般的にご自身の身長と同じくらいが最も理想的とされていますが、あくまで目安です。実際には身長のプラスマイナス10cm程度であれば、着付けの工夫で十分に調整が可能です。


◆ お子様の身長はいつ測る?ベストなタイミングとは

七五三の準備で悩むのが、「いつの身長を基準にすれば良いの?」という点です。特に3歳や5歳のお子様は成長が著しく、数ヶ月で身長が大きく変わることもあります。

【結論】七五三のお参りをする「1〜2ヶ月前」に測るのがおすすめです。

七五三のお参りが最も多いのは10月〜11月ですので、8月下旬から9月頃に測った身長を基準にすると、当日のサイズ感とのズレが最も少なくなります。

【もし、もっと早くから準備を始めたい場合は?】 「人気の着物は早く予約したい!」という方も多いかと存じます。その場合は、現時点での身長でお申し込みいただいて全く問題ございません。

お子様の月齢や現在の身長から、当日までの成長分をある程度予測してご提案させていただきます。また、多くのレンタル着物は、多少の身長の変化に対応できるようなサイズ感で作られています。

【ご自宅で身長を測る際のワンポイントアドバイス】 お子様の身長を正確に測るには、以下の点にご注意ください。

  1. 壁にまっすぐ立つ: かかと、お尻、背中、頭を壁につけて、まっすぐに立ちます。
  2. 目線はまっすぐ前へ: 顎を引いて、正面を向くようにします。
  3. 真上から印をつける: 頭のてっぺんに定規などを水平に置き、壁に優しく印をつけ、床からの高さを測ります。

朝と夕方では身長がわずかに変わることもあるため、可能であれば同じ時間帯に測るとより正確です。


◆ 身丈が身長より「長い」場合でも大丈夫

着物の身丈が身長より長い場合は、着付けの際に「おはしょり」(帯の下で生地を折り上げてたくし上げる部分)を多めに取ることで、全体の長さをぴったりに調整します。また、腰紐を結ぶ位置を普段より少し高くすることで、全体のバランスも美しく整えることができます。


◆ 身丈が身長より「短い」場合でも安心

着物の身丈が身長より短い場合でも、腰紐を少し低い位置で結ぶなどの着付けの工夫で対応できます。

一般的に七五三のお子様用レンタル着物には、身体にぴったりと合うように『肩上げ』や『腰上げ』が施されています。これは、お子様が動いても着崩れしにくく、すっきりと美しくお召しいただくための大切な工夫です。

ご参考までに、親御様ご自身でお子様のお着付けを検討されている方向けに念のためのお伝えでございます。レンタルされる先にによってサイズが微妙に異なっていたり、例えば『肩上げ』はされていても『腰上げ』はされていなかったりという事もございます。


◆ ポイント:おはしょりが無くても大丈夫!お子様の着付けの工夫

よく「おはしょりが作れないと着られないのでは?」とご心配される方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。 特にお子様の場合、すっきりと美しくお召しいただくために、あえておはしょりを作らないというプロの着付け方法があります。

【実例1】3歳の七五三(被布)

3歳のお祝い着である「被布(ひふ)」というベスト状の上着は、帯を隠すように上から羽織ります。そのため、中の着物におはしょりは作らず、着丈をぴったりに合わせた状態で着付けるのが一般的です。

【実例2】5歳の七五三(袴)

5歳の男の子が着る「袴(はかま)」も同様です。着物は袴の下に着るため、おはしょりは作らず、動きやすいようにシンプルに着付けます。

【実例3】7歳の七五三(帯)と「対丈(ついたけ)」

大人と同じように帯を結ぶ7歳の場合でも、身丈が短い着物については「対丈(ついたけ)」という方法で着付けます。 これは、おはしょりを作らず、着物の裾をくるぶしの位置にぴったり合わせて美しく着付ける伝統的な技術です。腰回りがすっきりとするため、帯結びが際立ち、大人びた美しい印象に仕上がります。

【対策のポイント】着付け師の技術

身丈が短い着物でも、プロの着付け師は腰紐の位置を通常より低い位置で締めるなど、全体のバランスを計算して着付けます。伊達締めなどでしっかりと固定するため、おはしょりがなくても着崩れの心配はありません。


◆ どうしても心配な場合は

着付けに対する考え方は、お仕度される方によって様々です。もしどうしてもご心配な場合は、当日お仕度を依頼される先に「身長〇〇cmですが、こちらの身丈〇〇cmの着物で問題なく着付けられますか?」と率直にお問い合わせいただくことをお勧めします。

事前にご相談されることで、ご不安も解消され、お子さまとの大切な七五三の準備期間をもっと心穏やかにお過すごしいただけるかと存じます。

思い出深い七五三となりますように。

最後までお読みいただきありがとうございます。


◆ 近隣の神社のご紹介 横浜市内での七五三詣りには、由緒正しい「伊勢山皇大神宮」などがおすすめです。ご祈祷の時間などは、事前に公式サイトでご確認ください。

伊勢山皇大神宮 公式サイトはこちら